着物ができるまでの手順紹介第二回目です。

工程その２『生地選び』

着物を着る時に模様だけでなく、生地の地模様も気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか

シンプルな色合い、模様の着物は地模様が美しく出ているものも多いですよね。

どの模様にもぴったりな生地があります。

たとえば、桜の地模様に桜柄の絵などもとっても可愛らしいですよね

そんな模様にぴったりな地模様の生地を選ぶことも着物づくりで大切な作業の一つになります。

白生地を見たことがある方はわかると思うのですが、

白生地の反物はとっても美しいものです。

手触りもよく、生地の光沢もよく、どんな柄の着物にしようか想像が膨らみます。

そんな素晴らしい生地を生かすのも、台無しにしてしまうのも模様しだい

ということもあります。

今回は縦線の地模様がすっと通った生地を選んで

訪問着「おもちゃ箱」の制作に取り掛かることになりました。

この縦線が着物になるときにどう生きてくるのかも楽しみのひとつです。

また次回で⇒第３回「アタリ」

前回分⇒第１回「草稿づくり」