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着物ができるまで その10「色差し2」2014.09.25

着物ができるまでの工程紹介第10回目は「色差し2」です。

一度目の色差しが終わった後に、蝋描きをしてそのうえからさらに今回の色差しをしていきます

 

前回の色差しの上に色を重ねていきます。

色が重なって混色していくのでだんだん複雑な色合いになっていきます

 

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左の袖部分

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右の袖部分

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右袖のアップです。

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蝋描きしたところに細かく色が入って行っているのがわかると思います。

この写真での色はまだ染料が乾ききっていないのでもう少し色の濃いところは薄くなります。

 合口部分は色が間違ってしまっては大変ですので慎重に確認しながら色差しをしていきます。

集中力と根気が必要な作業です。

 

今回の色差しでだいたいの色と形はでてきました。

もう少しで着物のかんせいでしょうか??

とても楽しみです

 

 

次回⇒第11回「蝋フブキ」

前回⇒第9回「蝋描き」

初回⇒第1回「草稿づくり」