着物ができるまで vol,122016.05.25
すみませんものすごく間が空きましたが、、、
着物ができるまで、その12は『蝋フブキ後の彩色』です
すっかり更新が滞っていましたので、もう覚えてないよという方も多いでしょうが宜しければ最終工程までもう少しお付き合いくださいませ~
忘れたよ。。でも読んでもいいよ、という方は下から前回分、初回分にも飛んで頂けます
前回⇒蝋フブキ
第一回⇒草稿
各回へ飛んでいただけます⇒目次
蝋フブキの後の彩色ですが、
ろうの粒をはたいた生地に色を差していきます。
下の色と、上からかける色の計算をしながら。。
色が薄くなっているところが元の色、濃くなっているところがかけ色です。
出来上がりは
こんな感じです。
生地が濡れている時と、乾いた時の色、蝋を置いたとき、蒸したとき、全て色が違って見えるので色の計算はとっても難しいです。
どういう色になってほしいか、どうしたら出てほしい色になるのか
経験あるのみ!
です。
これにて、工房でできる作業は一旦終了です。
蒸し屋さんへ持っていって、脱蝋と蒸し定着をしていただきます。
これは工房ではできない作業なので、
蒸し屋さんにはいつも大変お世話になっているのです
本当にいつもありがとうございます
次回の更新分に蒸し屋さんから上がった写真を載せさせていただきますね
次回更新は早い!予定です!
次回⇒13回